3/28昨年と同様、お花見ランデブーレースに参加しました。
結果は20隻中13位、何も言うことありませーん。
いわゆるお祭りレースでは初心者の方も多く、ポート・スターボーのルールすら、理解していないのかと思いました。
特に今日のように10m/s近い風の場合は大変危険が伴い、ゾッとする場面もありました。
楽しい楽しいと、ルンルンしてレースをすると、どこかに落とし穴が潜んでいることを感じました。
またスタートラインも大変狭く、幸い接触、衝突はありませんでしたが、まずは安全を考えた運営をしてほしかったです。
今年から沖縄レースが復活します。
正直再度出たい、という気持ちはまだあります。
夜も昼も、ただただセーリングに没頭する数日間。
リーフ、ジブチェンジ、スピンチェンジ、パンピング etc
緊張の連続。
大海原は昔とそんなに変わっていないだろうな。

レース後のバーベキュウ
3/20の夜、広島市内の喫茶店でサキソフォンとピアノの
ジョイントコンサートを聴いて来ました。クラシック音楽では
サックスではなく、サキソフォンと呼ぶようです。
毎月郵送してきます、広島市のコンサート情報で、以前ヨットに遊びに来てくれましたピアニストの戸田真理さんが
載っていました。連絡を取ってみたらヤッパリ。
彼女のコンサートは2回目、3年ぶりかな。
サキソフォンは宮田麻美さん。エリザベト音大で非常勤講師もされている広島では第一人者のプレイヤーです。
でもピアノから管楽器奏者に鞍替えされた、珍しい経歴を
もっています。
ビゼー、ドビッシー、プラネル等フランス物をたっぷり聴かせてくれました。
クラシックでは、ジャズのように音を割ったり、強くアタック
したり、シャクッたりする奏法はなく、クラリネットのように
物静かに、上品に吹くものなんですね。
でも現在でも、オーケストラの仲間に入れない理由は
何なんだろう ?
音色が馴染まないんだろうか?
オーボエ、クラリネットよりも金管的な音もするし。
独奏楽器なんでしょうね。
アルトサキソフォンの最低音をピアニッシモでサラッと吹き抜けますから、相当な腕前だと思いました。

久しぶりの戸田さん(左)、そして宮田さん(右)
カタリナ36のオーナーに成られた、千葉の小林夫妻と
いっしよに、別府から広島まで回航しました。
広島で検査、船底塗装、追加ぎ装を行う為です。
2/20(土)の午後は別府北浜から、大分空港となりの
マリンピア武蔵まで。
2/21(日)は午前5:00の出港で、広島観音マリーナまで。
最高の天気、ラッキーでした。 (いつもツイテいますが)
日本社会がもっと成熟すると、ヨーロッパでも良く見られる
ように、老若男女、行動単位はカップルになるのでは
ないかと、最近何となく思います。
カップルでヨットのクルージングを、目指す方々の絶対数が、今後増えると思います。
マリーナで男達がトグロを巻くのも、奥様連中がヨン様の
オッカケをするのも、一人だけでオペラハウスに行くのも、
成熟社会から見れば、みーんな アブノーマル。(笑)
カップル、ファミリーで行動するのが ノ ーマル な社会が、
そのうち来るでしょう。

伊予灘の夜明け、フルオプションのカタリナ36快走中。
私の住んでいます呉市阿賀には「阿賀マリノポリス地区」というがあります。
海岸を埋めたて、コンテナ埠頭、工場、公園そしてマリーナ等をつくるプロジェクトです。
埋め立ては終わったのですが、それ以降大幅に計画は遅れています。
確かマリーナは平成16年完成だったと思いましたが。。。
周りの防波堤はできていますが、その中は影も形もありません。
このマリノポリスを直接結ぶ橋、「マリノ大橋」(仮称)が、やっと架かり始めています。
埋立地にはコカコーラの物流設備も建設中です。
これを機に、マリーナの建設も弾みが着くと良いと思います。
広島呉道路の無料化、東広島・呉自動車道(無料)が完成すれば、東西からのアクセスが非常に良くなります。
遠くには四国・松山が見え、目の前に開けた海域は、最高のセーリングエリアだと思います。
ここにヨットを浮かべ、セーリングのみで一泊四国往復を、日課にして見たいなあ、もちろん音楽といっしょに。
と思ったりして。。。

橋を眺めていると、不思議に良い気分になれます。
ミュンヘンの生んだ大作曲家、リハルト・シュトラウスのオペラ「サロメ」を観劇して今回の旅は終わります。
日中はミュンヘンの美術館、アルテ・ピナコークとノイエ・ピナコークに行きました。
丁度アルテでは16-17世紀の画家、ルーベンス展を行っておりました。
ハプスブルグ家のカール5世、フィリップスペイン王子等の肖像画、本物が見れてラッキーでした。
さてオペラですが期待に反して、R・シュトラウスのリート(歌曲)は好きなんですが、まだまだ正直抵抗があり、なじめません。。。
ハーモニーは大変美しいのですが、今のところはメロディ中心でないとダメなんです。
ときどき聴かせるアリアがないと眠くなるんです。
でもストーリー性は意味深いものが好きですから、ハーモニーでそれを表現するオペラにも、魅了される時が来るでしょう。
カーテンコールは "ブラボー " の連発でしたから、解る人は良かったのでしょうね。

冷酷な乙女 サロメ、演じたのはスエーデンのソンネガルド。
1/30はザルツブルグからミュンヘンに移動し、二つのオペラを観賞して、日本に帰ることになります。
最初は今晩、バイエルン州立歌劇場で「蝶々夫人」を聴きました。
蝶々さん役はロシアのオルガ・グリヤコヴァさん(ソプラノ)。
けなげな蝶々さんを、見事に演じてくれました。
"待つ"という内面的、静的なストーリーにおいて、その表現力はオペラの成否を分けると思います。
それにしてもあの演技力はタダものではないと思います。
声量もたっぷりで、おまけに美人なんです。
オーケストラもすばらしかった。特に弦が揃い、音が美しい。
カーテンコールは興奮のるつぼでした。
私もまたまた、しあわせ感を味わいました。
グリヤコヴァさんも逆に、観客から感動をもらっていたようでした。
ヨーロッバでもトップクラスのこのオペラハウス。
確かに実感できました。
明日の 「サロメ」 が楽しみです。

大歓声にこたえるオルガ・グリヤコヴァさん。
モーツァルトの誕生日1/27を挟んで、毎年ザルツブルグではモーツァルトウィーク音楽祭が開催されます。今年は1/23ー31となっています。
多分世界各国でも同様なコンサートがあると思います。
現在、モーツァルト程オーストリア、はてはヨーロッパの音楽・観光産業に貢献している人間はおらないでしょう。
特にザルツブルグはモーツァルト一色の感がします。
ウィーンのモーツァルトハウスと同様、ザルツブルグのモーツァルト生家は有名です。
1/29の朝一番に行きました。
モーツァルトの毛髪まであるんですね。びっくりしました。
その他数点のオリジナルの肖像画、手紙。
愛用のバイオリン、クラヴィーア、フォルテピアノ。
ますますモーツァルトが身近に感じられます。
記念にランゲの画いた肖像画、'MOZART ADAGIOS' のCDを買いました。
続いてホーエンザルツブルグの城塞に登りました。
ザルツブルグ市内が一望できます。
現在でも15万弱の人口ですから、250年前は多分1-2万くらいだったのでしょうか。(ちなみにその当時ウィーンは40万。現在は約160万。)
モーツァルトがザルツブルグ大司教がいやになってウィーンへ飛び出したのでなく、多分 " 自分はこんなちっぽけな町に居てはいけないのだ " と思っていたと思います。
小さい時から数々の大都市を旅行し、自分は天才であるという自覚から、あのような行動を取ったとも思われます。
古今東西、天才は殻を破って別の世界に行くのですね。
夜は2006年のモーツァルト生誕250年に大改装された、祝祭劇場のモーツァルトハウスでのコンサートに行きました。
カメラータ・ザルツブルグの演奏、ドイツのアネッタ・ダッシュ(ソプラノ)のコンサートアリアです。
もちろん後者の方に興味がありました。
コンサートアリアとは、特にコンサート用に作曲されたオペラアリアです。
座席は前から2列目、もちろんオペラのようなオーケストラボックスがないので、とても近くから聴けました。
すごーく 美人です。
個性的に歌うアリア、そしてレチタティーヴォ(朗唱)。
うまい !! ほんとうにうまい。
声質はまろやかさよりシャープな感じです。
オペラ歌手のオーラを感じました。
30才前半の、これからの楽しみな歌手ですね。
やはり、帰りに彼女のCDを買ってホテルに戻りました。
プログラムを見ますと、カメラータ・ザルツブルグにも4人の日本女性がメンバーとして出演していました。
モーツァルテウム管弦楽団、先日のフォルクスオーパオーケストラでも日本人が活躍していました。
特に女性が、弦楽器で。
とにかく外国でお金を稼いでいる日本人には頭が下がります。
厳しい世界でしょうから。

1756年1月27日、この4 階で生まれました。

眼下のザルツァッハ川もドナウ川に合流、そしてウィーンに。

若い才能が飛びまわっています。でも目は充血気味。
的野、桔梗(ききょう)両氏は前日の1/27に日本に帰りましたが、私はザルツブルグとミュンヘンで音楽を楽しんで帰ることにしていました。
1/28の早朝、デュッセルドルフからICE(都市間超特急)に乗りこみました。
ドイツの列車の旅は依然からあこがれていました。
デュッセルドルフ ー ケルン ー フランクフルト ー ニュールンベルグ ー ミュンヘン ー ザルツブルグの経路で、所要時間約6時間です。
私は2等席はすべて自由席と思っていたら、座席指定なんですね。
満席ではなかったので、適当な空席に陣取りましたが。
6時間も立っておられませんから。
ミュンヘンを過ぎると雪も深くなり、とうとう来たなという感じがしてきました。
ザルツブルグでのホテルは、駅から近過ぎてタクシーに乗車拒否されましたが、徒歩でなんとか見つけました。
しかしインターネットがどうやっても繋がりません。フロントの若いスタッフも協力してくれたのですが、やはりダメ。
海外の場合は良くあるんですね。原因は複雑らしいですが。
いつもこれは良い教材と思い、あきらめず悪戦苦闘してみるんですが。。。。

'ミュンヘンを抜けるとそこはザルツブルグだった' なんちゃって。
三日目の1/27、もう一度見納めにセーリングクルーザーを見て回りました。
今回見て一番驚いたのは、シリウス35DSのステアリングです。
ツインステアリングの片方だけ取り付けた格好ですが、これがフロアを軸にして回転し、反対舷側にもなるんです。また中央にもなります。
コクピットの交通性が著しく改善されると思います。
エラン31にも使われていました。
Good Idea ですね。
今回のボートショウで世界のヨットの流行、方向性は次のようです。
1).クルーザー / レーサー はT型スピートキール採用。
2).40ft以上のクルーザーはセンターコクピット艇に。
3).トランサムはオープン傾向。
4).キャビンはよりモダンに。
特にプロダクション艇に関しては似たり寄ったりで、各メーカーとも微差を競い合っています。
その微差の数を多く持つ事が、大差に発展すると思います。

これから流行りそうなステアリングシステム
二日目の1/26、チャーターのブースをじっくり眺めてみました。
クロアチア、トルコ、ギリシャ、イタリア等はヨーロッパに近接する世界でも有数のチャータースポットです。
トルコのマーマリスでチャータービジネスをしているロシア人の女性、マーシャに会い今年の予約を聞いてみたところ、昨年よりも良いとの。
この夏の予約のための商談コーナーは、かなりの盛況です。
日本には根付いていないチャータービジネス。
政府の観光プロジェクトに是非、瀬戸内海でのチャーターを掲げてほしいと思います。
国の援助でチャーター会社を起こし、数十艇の新艇を輸入しスタートするんです。
海外からの観光客には京都・奈良とともに瀬戸内海でのチャーターも楽しんで頂く。
島々にはオシャレなコテージをつくったりして。
数年経過したら、チャーター艇は中古市場に放出し、新たに新艇を購入するんです。
チャーター会社はチャーターと中古艇販売が主な収入源となります。
それらを繰り返していけば、付随して日本の中古艇市場も、次第に活気づくのではと思いますが。
ちょっと夢物語かな ?
でも島国日本を観光立国に変貌させるには、ボート・ヨットチャーターは欠かせないと思いますよ。
だってヨーロッパのお客さんはそれを望んでいるんでしょうから。

人気の高いクロアチアのブース

トルコのブースも負けておられません