9/30-10/2まで横浜ベイサイドマリーナで、フローティング
ヨットショウが開催されています。
私は例年通り、ウインクレル(株)の営業応援をしています。
今年はMAXUS24、デゲロ28、そしてハンゼ355の3艇。
ETAPの代替えとして、今年から輸入開始した、ポーランド
製のMAXUS24は入門艇として期待できそうです。
バブル以後ヤマハがヨットから実質撤退。
輸入艇の主流は35ft以上の大型艇。
日本にある30ft以下の中古艇のほとんどは20年を超し、
再販が難しくなっています。
いびつになっている日本ヨット界の象徴的現象です。
10/1(土)の来場者はかなりでした。
遠方からのお客さんが昨年より増えています。
熊本、福岡、広島、岡山等々。
とにかく新艇を増やさないと、マリーナに元気が
帰って来ないはずです。
円高のメリットはお客さんも十分感じているようですが、
問題は日本の景気のようです。
それとOWNERが中古艇に乗ることに余りにも
慣らされている気がします。
ただ、関東のお客さんは夫婦ずれが多く、いずれ
ヨットが生活必需品化する時代がくるでしょう。
余暇時間の増加、割安な交通手段の増加。
関東にこだわらない係留地選択。
少しずつ変わってくるでしょう。日本社会が。
100-150年掛かるかも知れませんが・・・・(笑)

今年は出展数が増え、一部が出船係留となった。
なんなとく外国のフローティングショウみたい。

MAXUS24。ヤマハ25MyLadyと比較され、価格の質問多数。
説明にがんばるディンギー出身の女性担当者。
ところ変われば品変わる、という諺がある通り、
折畳み式オーナーズチェアにも色んなアイディアが
有るものです。
9/30-10/2まで3日間、横浜ベイサイドマリーナで恒例の
フローティングヨットショウが開催されます。
ポーランド艇 'MAXUS24'でユニークなオーナーズチェアを
発見しました。
普通24ft位ではなかなか取り付けるスペースはありません。
このアイデイア感服です !!


ワイヤーはトランサムのライフラインです。
9/22、映画「プッチーニの愛人」を鑑賞して来ました。
没後まだ100年も経っていない、プッチーニ。
数々の女性遍歴を持つこの巨匠。
2007年、あらたに発見された一つのスーツケース。
中にあったプッチーニが書いた手紙、そして写真。
メイド、ドーリアの服毒自殺。
オペラ「西部の娘」のヒロイン、ミニーと重なる
モデルの整合性。
あの時の愛人が、本当は誰であるかの謎解き。
プッチーニの内面性をもえぐる描写。
しかし個々の人間の持つ内面性は、決して他人には
100%分からない。
特に芸術家は多面性のかたまり。
監督・脚本家の、史実と想像力への挑戦であろう。
非常に興味深い映画でした。しかし、あと数回観ないと
共感という域に達しないのでは ?

「もし私がもう恋をしなくなったら、葬ってくれ」
プッチーニの、あの愛の旋律の根源であろうか。
9/17-19は広島ボートパークから、福岡小戸ヨットハーバー
まで岡崎パイオニア11を回航クルージングしました。
5月から短期係留していた、同郷浜松の辻村艇にサポート
依頼されていましたので。
特定の母港を持たず、数か月毎にマリーナを移動し常に
新鮮な遊びを志向するオーナーも出現し始めました。
それらをサポートするには、より高いエンターテイメイント性
が私達に求められる訳です。
17日 : 広島 - 上関 45マイル。 ずっと雨。
室津のフェリー桟橋は使用禁止なので、宿泊する
旅館に頼み込んで、漁師さんの桟橋を借用。
18日 : 上関 - 門司 60マイル 。 南東の風、曇り。
門司駅近くのいつもの船溜りに係留。
給油、お風呂の後、焼きカレーをホテルで。
19日 : 門司 - 小戸 50マイル。北東の風、波高5m、強烈。
台風15号の影響で、無謀の一歩手前。
クルージングは楽しいことより、苦しい事の方が
より心が洗われると思います。

早朝上関を出港後、西の空に久し振り見る虹。
岡山の真上を通過した台風12号。
その翌日の9/4、被害の無かった事を祈りながら、
商談の為牛窓マリーナに出掛けました。
強風、南風の吹き返しは無く、高潮で陸置場が
少し海水に浸かったくらいで無事でした。
ずっと前から気になっていたヨットが、デッキ/ハルカバーを
外され全体を露出し、アイボリーに塗られたハルが
まぶしく輝いていました。
台風到来の前に、関西在住のオーナー自らオーニングを
はずしに来られたようです。
強風で破ったり、船体とこすったりしたら、良いことには
なりませんから、台風対策の最重要項目です。
ネルソン/マレック(アメリカ)がデザインした木造艇です。
木目塗装のアルミマスト、喫水2.5mもあるバルブキール。
念の為にスペアショートキールを所有し、船台はフランジで
縦2分割。ニスの塗り替えはわざわざ関東の名工に依頼。
日本の昨今はコストパーフォーマンスとか、船齢何年とかの
通り一辺倒のヨット価値判断が横行しています。
ふんだんに愛艇のメンテナンスにお金をかけるオーナーが
まだ居られることに正直安堵し、また救われました。

世界で最も美しい乗り物は間違いなくヨットでしょうね。
8/18,19,20にかけて、新門司マリーナ、長崎サンセット
マリーナ、そして鹿児島の谷山にあるKMSマリーナを、
頂戴したヨット案件を遂行すべく訪問してきました。
いずれも20年以上のお付き合いです。
新門司マリーナは日産系、長崎サンセットマリーナは
トヨタ系の資本参加が現在も行われているようです。
一方KMSマリーナは昔から自営形態で、ヨット主体です。
KMSの剥岩社長はいたって元気でした。
50隻近い保管艇も減っておらず、マリーナは賑やかです。
彼は相変わらず営業、ヨットレース運営、木工、エンジン、
電気等、精力的にその才覚を発揮しています。
おまけにヘリコプターを所有・操縦し、南西諸島・北九州
まで出張するスーパーマンです。
しかし多才がゆえに、今まで何度も経営上の苦労もして
います。
縮小する日本のマリンビジネス界。
小所帯で、トップがあらゆる能力を発揮する。
生き残る代表選手を彼に見た感じがしました。

再塗装された個性的なマリーナオフィス。
改めて剥岩社長のセンスの良さを感じました。
8/18の早朝、久しぶりに新門司マリーナに伺いました。
前回は2006年のGW、ボートで韓国クルージングした時、
給油で立ち寄った時かな ?
開店前のレストランベランダから海を見ると眺めは格別。
やはりヨットは絵になる。
テーブル、椅子、床も手入れが行き届いている。
多分マリーナウエディングもメニュでしょう。
少し年配のウエイトレスの方が、そっとアイスコーヒーを
差し出してくれました。
入口で広島ナンバーの車に気付いたんでしょう。
やさしい気づかいがうれしかった。

10年前の台風で大破したこのマリーナ、レストラン。
いずれ震災を受けたマリーナもこのように元に戻るでしょう。
日本は66年前、広島・長崎に原爆を投下されて、
まもなく終戦をむかえました。
毎年、8月の前半は日本中が「祈り」に包まれています。
特に今年は3.11の東日本大震災、原発事故と重なり、
その想いはひとしおと感じています。
8/13、ひろしま美術館で午後2時から1時間、ピアノ・
ヴァイオリンのデュオ旭爪(ひのつめ)姉妹を聴きました。
やはり前半のテーマは「祈り」でした。
「祈り」を表現した傑作が「アヴェ・マリア」でしょう。
今回もその曲から始まりました。
作曲家カッチーニ・シューベルト・グノーのメドレーです。
「アヴェ・マリア」はさまざまな作曲家が残し、その曲数は
数え切れないほどあると思います。
一番有名なのはシューベルトでしょう。勿論大好きです。
でもカッチーニも好きです。
イタリア風で、ちょっとロマンティックで。
「アヴェ・マリア」は単なる宗教曲ではなく、私的な祈りの
意味合いが強い曲群と思います。
今後、8月の前半は日本中「祈り」の期間とし、いろんな作曲家の「アヴェ・マリア」を放送して、音楽で「祈り」をより深める雰囲気を作ったら如何でしょう ?

美術館でコンサート? 正直最初は違和感を持ちました。
でも名画を観た後の印象と、コンサートとがオーバーラップ
したら、とてつもない感動になることもありますね。
二人の演奏はとても完成度が高かった。
最終日の7/22はSMS(Smart Mooring System)の体験、
ニューモデル385の見学、そして年間表彰パーティです。
SMSの体験時、大雨となりカッパを持参していない私は
近くから見学となりました。
このシステムはバウスラ、スターンスラ、そしてエンジン
プロペラを組み合わ制御して、係留を容易にします。
ポンツーンに対しての並行寄せ着岸及び離岸、
そして狭いエリアでの回転。
かなりうまく行っていたようでした。
続いてニューモデルHanse385の見学。
Hanse355のハの字型サロンを大きくした感じで、
座りやすい感じを持ちました。私は好きです。
また、クォーターバースを起こすと、背もたれになります。
パーティの最後は、ハンブルグから呼んだロックバンドです。
リハーサルの合間に聞いてみました。
ベルリンとくらべてどちらが仕事が多いの ?
「ハンブルグの方がMuch Betterですよ」
ベルリンの方が2倍の人口がいるのに。
ビートルズが下積み時代にハンブルグで活動して
いたとか、やはり港町にはロックが似合うのかな?
それともベルリンはクラシック音楽かな ?
とても美しい町だから是非いらっしゃいと言ってくれた。
ロックはとても乗っていた。
踊り出す人も出てきた。
特にキーボートのフュージョン系のアドリブが良かった。
ヨーロッパのセーリング文化はいつの間にか日本から
手の届かないところに行っていまいました。
とても残念です。
私にとってハンゼディーラーミーティングに参加することに
より、世界のヨットメイキングの最先端を知ることが
せめてものなぐさめてしょうか ?
いやいや、新艇を販売して行く事に専念すべきでしょう。
このままでは日本のセーリング界に将来はありません。
業界の人間として常に新しい情報を持ち、オーナーに的確
な提案のできるプロフェッショナルであり続けたいと
思いながら日本に帰る仕度をしています。

ニューモデルのHanse385、ディーラー関心の的です。

昼食は造船所ドックサイドのレストラン。

ハンブルグからやって来たロックバンド。
かなりのプロと感じました。
7/21、二日目はハンゼヨットのディーラーミーティング。
約50社のディラー、参加者は約100名。
ハンゼ工場でシュミット社長のオープニングスピーチの後、
2台のバスに分乗し、シュトラールズントのミーティング会場
に向かった。
フランス、イタリア、イギリスのみならず、最近はレバノン、
エストニア、ロシアからも代理店が増え、明らかに
世界シェアの向上をハンゼ社は狙っています。
ニューモデルのハンゼ385、開発中のハンゼ78、そして
係留を容易にするSMS(Smart Mooring System)等の
説明があり、今後のヨーロッパのヨットマーケットの方向性
がなんとなく感じ取れた。
昼食は近くのレストラン。
移動式の観覧車、ホットドックの屋台、水上遊戯等々。
天気は雨と強風、外気温度16℃。
それでも夏のリゾート地、シュトラールズントは
賑わっていた。
ミーティングの後、グライフスバルトに戻り、午後8時過ぎから
バーベキューパーティが始まった。
・ノルウェーから時速200km/hで、ぶっ飛ばしてきた
ディーラーの話。
・日本の津波の質問。
・エストニアのマリーナ事情。
・ギリシャ国内の問題点。
・オペラ 「オテロ」 と キプロス島。
楽しいお話が夜半まで続きました。

オープニンク゜スピーチのハンゼグループ、シュミット社長。

人口約6万の美しい港町シュトラールズント。
2002年世界文化遺産登録。

リューゲン島の対岸がシュトラールズント。
海岸沿い南東方向30キロに、本社工場のあるグライフスバルト。
沖はバルト海、ドイツではOstsee(東海)。