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アリランレース (3/3)

5/3 12:00、釜山ー博多までの約110マイル、アリランレースのスタートです。

震災の情報過多で、自分自身がマイナス志向になって
いました。4/28から海に出ていた事でこの情報と完全に
断絶することができました。

おかげでポジティブな自分にもどってきました。
この成果を維持するため、日本に帰ってからも出来るだけ
ニュースは見ないことを決めました。(笑)

釜山では商船のブローカーとも会い、韓国との別な接点も
今後増えるでしょう。

東京麻布の大滝様と、後日釜山クルージングの計画も
あります。良い下準備ができました。

そんな韓国への愛を込めながらスタートラインを切りました。


リーチング15ノットの風、艇速は常に7ノットオーバー。

いつもコースは3種類に分かれます。
  ・対馬に接近
  ・ラムライン
  ・下関側

我々はラムライン。前回は当たって優勝。
今回は下関側が有利でした。

残念ながら結果は3位の成績でした。

乗せて頂いた上原オーナーに、感謝。



このビル群、言葉もでません。


松山勢の'M-プロジェクト'(OC54)、先行の'コーラルリーフ'(IMX38)

アリランレース (2/3)

2年前のアリランレース以来のプサンヨットハーバーです。

さらに高い、そして曲線のビル4棟が完成間近です。

これを見たら、日本はすでに終わっているのではという、
カルチャーショックを受けてしまいました。

これが韓国なんてとても信じられない !! (失礼)
どこか中東の国、ドバイみたい。

ホテルのある広安里(カンアンリ)地区も湾曲した浜辺に
沿ってオシャレなコーヒーショプが並び、若いカップルで
夜遅くまで賑わっています。

まるで地中海のようです。
そして朝は絶好なウォーキングコースにもなっています。

もちろん建物すべてで、国民の幸福度は計れませんが、
少なくとも国の勢いは直感的に感じます。

特に海の玄関釜山なら、なおさらと思います。

これからは日本人としてこだわらず、地球人として生きる
スタンスの方が、今の日本の閉塞感からのがれられる様
な気がします。



仮桟橋(右)に舫われたアリランレース参加の日本艇。

アリランレース  (1/3)

20回目の記念すべきアリランレースに、お客さんのハンゼ400 "プリマドンナ"で参加しました。

4/28、福岡小戸からの厳原回航は厳しかった。
西北西の風MAX30ノット。
65マイルの行程を14時間も掛かってしまった。

夜8時半の入港。体は冷え切っていました。
親しい西山寺の田中和尚が、お風呂を沸かして待っていて
くれました。

遅い夕食を近くの食堂に取りに行きました。
なんと知合いの歯科医の大浦先生が一杯やっていました。
意気投合して盛り上がってしまいました。


4/29の午後、出国の手続きを終えた後厳原港を出港し、
日本一狭い万関の瀬戸を通過し、浅茅湾で待機です。

夜半から南の風が強まってきました。
11:30、いよいよ釜山に向けて出港です。
約1時間後、対馬海峡に海上風警報が発令されました。

追手の風ですから、もう戻れません。
MAX40ノットの風、波高4m、セルフタッキングジブを
揚げ、艇速9ノット。
ひどいローリングに緊張のステアリング。

少しガスがかかっていた。
明け方釜山港入口の五六島を発見。
海上のバイパス橋に沿って、海運台に進路を取る。

4/30の朝07:30、マリーナ入港。
無事の到着に安堵。



大浦先生(左)も田中和尚以上に住職ポイ。


万関の瀬戸の狭さにいつも緊張です。

高田力蔵 展

4/22、はつかいち美術ギャラリーの高田力蔵展に
行ってきました。

ミレー、アングル、ブリューゲル等の名画模写展です。
模写展は初体験です。
模写の完成度批評よりも、絵画見聞のレパートリーを
広める意味でとても有意義でした。

一番興味を持った絵はピサネロの<デステ家の公女>です。
原画所蔵はパリのルーブル美術館。
廿日市在住の洋画家、山本美次さんの原画模写です。

濃い草花を背景に、パステルカラーのドレスの色合いが
絶妙に溶け合い、そこに蝶々が飛んでいる。
そして真横顔の中に神秘性を感じます。

レオナルド・ダ・ヴィンチより50年前に、こんな個性的な画家
がおったなんて、驚きです。

係の人に質問したら、偶然にもご本人が来場中でした。
詳しく教えて頂きとてもラッキーでした。

これからは山本美次画家のファンになりそうです。(笑)


引き込まれるように、魅入ってしまいました。

ヤマハY-30S の引渡し

3/29、Y-30S の引渡しに牛窓のマリーナに行きました。

嫁入り先は愛知県蒲郡のラグーナマリーナです。
マリーナでヨット教室用に使用するとのことです。

数か月経っても売れずに少々困っていました。
上架艇の船体はとても綺麗なのですが、理由は内装です。

船齢28年ともなると、内装のクロスが変色、きばんで
キャビン内の居心地はとても悪く感じられました。
やり替えるにはかなり費用もかかるので断念。
ことごとく商談はダメでした。

ヨット教室ならキャビンは私物置き場程度で使われ、主に
DAY SAILINGとなります。また生徒さんも毎回変わる訳です
から、クロスのクリーニング程度で問題はないでしょう。

Y-30Sは船体がとてもしっかりしていて、特にこの艇は
2GMに換装済みですから、先生も安心してヨット教室が
できるのでは ?

ヨットに乗って海やセーリングに関心を持つ人が少しでも
増えるとよいと思います。



やはり回航プロは手早い。すぐ出港してしまった。

3月の 「オペラへの招待」

3/24、最後の教室となりました。

チャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」、私が最も好きなオペラのひとつです。

あらすじを平ったく言ってしまうと、振った彼女が数年経ったら、魅力的な女性になっていたので、寄りを戻すべく哀願
するのですが、逆に振られてしまう。

そう、どこにでもある話です。
だからとても身近に感じてしまうんです。

オネーギン(彼氏)のような結末を迎えないように
するにはどうすれば良いかと。
やれやれ、この年になって。(笑)

ターニャ(彼女)は哀願するオネーギンを軽蔑しました。

彼にとって、「誇り」 と 「成長」 が 必需品だったのでは ?

すごーく現実的な話になってしまいましたが、当時(19世紀)
のロシアには、虚無的で社会を斜めに見るオネーギンの
ような、上流社会の問題児が一部ではいたのでしょう。

問題児と言えば、あのドン・ジョヴァンニもそうでしょうね。



ひさびさのフレミング(右)、すっかり綺麗になって魅力的でした。

「阿賀マリノ大橋」 渡り初め

3/21、完成した「阿賀マリノ大橋ウォーキング」のイベントが
あったので、雨上がりの午後渡ってみました。

橋桁自体は700m、全体は1600mの長さだそうです。

この橋の開通によって、埋立て地の売却に拍車がかかる
と良いと思います。
そうすればマリーナの建設も現実味を帯びてきます。

3/26から通行可能ですので、4年間続いた朝の散歩コース
をこちらに変えてることにします。
海辺の風がさわやかで、汐の香りも心地よく、楽しみです。

海辺は危険ですが、でもとても好きです。

津波で被害にあった東北地方、日本全体が危機的状況
ですが一致協力して何とか乗りきれるよう祈るばかりです。


歩道も広く、眺めも良く、絶好な散歩コースです。

おのみち海の駅

3/9、お客様とボートPC-30で、小豆島往復に挑戦しました。
結果は途中で断念し、尾道でゆっくりして帰りました。(笑)

北西の風が非常に強く、巡航speedをkeepできず、往復約200マイルの一日走破は、とても無理と判断しました。

春とは名ばかりで海は依然として冬です。

新しくopenした尾道の海の駅に留めてみました。

陸に上がればすぐ美味しいラーメン屋さん、昔ながらの商店街、千光寺公園等があり散策するには事欠きません。

尾道は昔の風情が残るこじんまりした町なんですね。
灯台もと暗しでした。

とくにNHKの朝ドラ「てっぱん」効果が漂っていました。


参考までに、おのみち海の駅の詳細サイトは
http://www.chuhakou.com/marine/marine-syousai/syousai_onomichi.htm


ピカピカの おのみち海の駅ポンツーン

ハンスクリスチャン43

2/27、福岡の小戸ヨットハーバーに仕事で出掛けました。

オーストラリアのブリスベンからやってきたオーナー夫妻と
お会いでき、キャビン内も見せていただきました。

10年位前、ハンスクリスチャン38の中古艇を売買した経験
から、このハンス43には少なからず興味がありました。

イギリス人の設計で、造船所は台湾です。
長めのバウスピリットが特徴で、たいへん美しいヨットです。

やはりこの艇もギャレーのシンク下に、エンジンがマウント
されていました。

エンジンメンテの不都合を聞いたのですが、
全然問題ないとの。

船体が重すぎるのでは ?  の質問に、
乗り心地は柔らかく、申し分ないとの。

やはり世界を周航しているヨット乗りは完全に船乗りです。

ナビゲーションは言うに及ばず、機械、電気にもとても精通
されてしています。

おまけに奥さんまでも。(笑)

どんなに高価なヨットを所有し、あらゆる航海計器を装備
していても、「ドライバー」から「船乗り」にスキルアップ
しないと夫婦でオーシャンゴーイングは難航になるでしょう。

大自然の前では、ヨットは必ず故障、トラブルからです。
しかも援助困難なエリアで。

こればっかりは一朝一夕にはできない事です。
長い経験と地道な努力が必要でしょう。

外国からの訪問者と接するといつもながら、
痛切に感じてしまいます。


写真が沢山貼ってあるのは、外来艇の大きな特徴です。


ギャレーの下にちゃっかり収まったリーマン製エンジン

健全な外洋ヨット

2/26、牛窓マリーナでホルベルグ・ラッシー36(HR36)の
上架姿をじっくり見させて頂きました。

HRは北欧スエーデン建造の、主にセンターコクピット艇で、
オーシャンゴーイングのヨットでは、最も信頼性があります。
ただし値段は同じサイズの2倍はしますが。。。。

ジャーマン・フレーズ設計、ディープキールを思わせる
ボトムライン、大きいシヤーライン、安心なスケグ付ラダー、
40%を超すバラスト比(バラスト重量/船体重量x100%)。

バラスト比は復元力に大きく影響してきます。

九州のお医者さんが一人で太平洋横断する時、
迷わずHR36に決められた話を思い出しました。

最近のプロダクション艇にはバラスト比が20%に
限りなく近いヨットもあります。
このようなヨットはできるだけ近場で乗って下さい。
太平洋横断には少なくとも30%を超した方が良い
と思います。
とヨットデザイナーは言っています。

どんなヨットでもオールラウンドには乗れませんね。

最終決断はもちろんOWNERがされる事ですが。。。


瀬戸内海にHRはオーバースペック ?  それともステイタス ?